屋根の素材として、瓦、金属、スレート以外にも数多くあります。

例えば、「トタン屋根」という名前でも知られる、トタンです。トタンとは薄い鋼板に亜鉛をメッキし、防錆性を高めた素材で、昔からの金属系の屋根はトタンた使われていることが多くなっています。トタンは薄いので、瓦やスレートと比べると軽量で、耐震性に優れているところ、またかつては大量に製造されていたこともあって、値段も比較的リーズナブルなところがそれぞれメリットとして上げられます。しかし、防音性、断熱性は十分ではなく、また亜鉛でめっきしていてもやはり錆を完全に防ぐことは難しいようです。また、デザインとしてもやや古めかしいところも欠点となり、現在の新築住宅において使われることは、あまりありません。

一方、新素材として注目を浴びているのが、アスファルトシングルです。ガラス繊維を原料としているこの素材は、日本においては金属屋根、スレート屋根、瓦屋根といったよく知られる屋根材よりも認知度という点ではあまり高くありません。しかしアメリカの住宅では広く使われています。軽量で使いやすく、とても柔らかいので屋根の形を選ばずに使用できることが魅力的です。また、その薄さからカバー工法にも適していると言われています。しかし、やはり屋根材として新しいアスファルトシングルは、認知度という点で劣っているので、そもそも施工業者が取り扱っていない、または取り扱いに慣れていないということが多く、その点で少し不安が残るところではあります。また、その軽さが、風の多い日本の風土に適しているのかという疑問の声をあげる業者もいます。また、使用には塗装が必要なので、メンテナンスに費用がかかります。